院長挨拶
Hospital director

院長挨拶

院長
奥田 恭章

2013年4月より院長を拝命いたしております奥田恭章です。

当院は、1982年に開院し、道後温泉の湯を引いたホテルを改装後、リハビリテーション病院として開院しました。そして、2017年8月より、同一敷地内での新築移転を行い、より優れた診療及び療養環境を皆さまに御提供できるようになりました。
当院は、開院後、関節リウマチ診療のエキスパートが集まり、内科、整形外科、リハビリテーション科が一人の患者さまをチームワークで診療するリウマチ専門病院として全国的にも注目されながら、成長してまいりました。入院におきましては、2つの障害者施設等一般病棟(計118床)を有し、早期から進行期まであらゆる病期の患者さまに対応できるようになっております(リウマチセンター)。一方、地域医療におきましては、現在約60人のリハビリテーションスタッフが勤務し、急性期病院からの関節外科手術後(運動器リハビリ)、脳血管障害後(脳血管リハビリ)、心臓大血管障害後(心大血管リハビリ)等のリハビリテーションを行い、自宅や施設に復帰できるように、回復期リハビリテーション病棟(48床)、地域包括ケア病棟(58床)で対応させていただいております(リハビリテーションセンター)。また、当院は在宅療養後方支援病院の施設基準を取得し、在宅診療を担うクリニックや介護施設と連携し、在宅や施設での療養や診察が一時的に困難になった患者さまを受け入れています。受け入れ後は全身精査と加療、リハビリを行います。自宅での生活が難しい場合は、医療ソーシャルワーカー(MSW)が介入し、適切な施設につなげる役割も担っています。
「リウマチセンター」としての役割、急性期を脱した患者さまへの「リハビリテーションセンター」としての役割(ポストアキュート)、さらに「在宅療養の後方支援」的役割(サブアキュート)。この三つを柱に、長年培ってきた専門的チーム医療力をもって、今後も地域医療へ貢献していきます。