家事動作アンケート

Q&A5(育児)

Aさん(関節リウマチの患者様)から育児に関するお話を伺いました。

育児をされる中でどのようなことがお困りですか?

お子さんを抱っこする事も追いかける事も出来ないので、誰かについてもらわなければ1人ではお子さんと出かけられない。

現在3歳になられるお子さんは日に日に行動範囲が広まり、活動量が増加するもののAさん自身の身体状況ではその動きについていけず対応が困難 となることが多かったようです。そんな中で最近の三輪車には背もたれの後面に子どもが足でこぐことが不十分な時に手助けをするためにT字状の ポールが固定されている商品があります。このような三輪車を利用するとそのポールによってお子さんの行動を制御できる上、 歩行の際に手を置いて支持としても使用可能で助かるという意見が聞かれました。

おもちゃの片付けに苦労する。

お子さんは床での生活が多く、おもちゃ等の片付けは下肢に疼痛や関節可動域に制限のある方にとっては大変な作業と言えます。 床に落ちた物を拾う場合には入浴時の洗体作業をする際に使用する風呂用の小さめの椅子(座面が回転するものもあり)を利用して膝への負担軽減を図る 方法もあります。

チャイルドシートのベルトの脱着が困難。

子供の安全面を考えるとしっかりした物が良いのはわかっているのですが、手指に力の入りづらい状態ではベルト着脱のボタンが押せず外すのに一苦労します。 チャイルドシートには様々な種類が販売されており、レバー式ボタン式とありますがどちらも力が必要との意見が聞かれ、 市販の自助具等も現状では販売されていない状態です。このような場合には家族や友人の力を借りて、できるだけ無理はしないように心がけてください。

今回、初めて育児についてお話を聞いて育児をする中では一人で全てをすることはかなり大変なことで家族や友人のサポートが肉体的にも精神的 にも必要だと思います。出産後の授乳の為に薬の服用再開を遅らせたり、関節に負担がかかっても無理をしていると関節破壊が進行してしまう恐れがありますので 担当の医師ときちんと話し合いを持ってください。また、当院には女性スタッフも数名所属しておりますのでお気軽にご相談ください。