理学療法

理学療法とは

リウマチのリハビリテーション

関節リウマチ(RA)の治療では、内科的治療、外科的治療に加えリハビリテーションがあります。関節リウマチも他の疾患と同様、早期診断・早期治療が求められるようになりました。そのことでリハビリテーションにおいても早期の患者さんに対するリハビリと、日常生活で何らかの不自由になられた患者さんのリハビリとに分けられるように思います。早期の患者さんにはリウマチの教育、基本的な生活方法などを中心に、関節に障害のある患者さんでは関節機能を維持・向上させるための関節可動域訓練や筋力増強訓練、ストレッチ運動など医師を含め理学療法士(PT)、作業療法士(OT)などチームで関わっていきます。リハビリテーション対象疾患のなかで関節リウマチは、ある日突然障害が起きてリハビリを行う疾患と違って、関節リウマチになって継続的に医療機関との関わり合いが必要となる疾患です。従って、患者さんと私たち医療関係者は長いお付き合いが必要となるため、何でもお話し出来るように信頼関係を築くように関わっていきたいと思っています。

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理学療法とは

関節リウマチに関わる理学療法士(PT)は、主に関節の動きを良くしたり、筋力を強くすることで生活の基本動作(起き上がる、立ち上がる、歩くなど)を獲得するためリハビリテーションを行います。その時に痛みを軽くしたり運動をより行いやすくするため、物理療法(関節を温める、冷やす、電気治療など)を利用したりします。無理な運動では関節の炎症を悪化してしまう恐れがあります。そこで理学療法士は関節に無理が掛からないような運動の方法を指導したり、硬くなった関節をストレッチなどで動きをよくして行きます。関節を腫れたままにしておくと関節が変形を起こしてしまう可能性があります。そこでリウマチ専門医による関節リウマチの薬物療法による治療と共に、関節に負担がかからないように義肢装具士などと相談しながら装具を作製することがあります。一度、変形が起きてしまうとなかなか良くなりません。変形しそうだと思った時には、変形が起きる前に主治医と相談して装具を作製することを考えてほしいと思います。痛みのある関節は動かしたくないと思いますが、関節は動くことで普段の状態が保たれています。関節の機能を維持するためにも、医師と相談しリウマチ専門の理学療法士にも関わってもらいたいと思います。