作業療法

アウトリガースプリントについて

当院では08年より手指伸筋腱移行術術後にアウトリガースプリントを装着し、リハビリを開始しています。 09年3月末日現在までに3症例に対して適応したため訓練内容も含めて報告します。

術後成績

今回の対象患者様が3症例のため一概には言えませんが3症例共に指を伸ばす範囲に改善がみられました。 これは当院で今までリハビリしていた内容よりも良好な成績でした。しかし、曲げる範囲は術前よりも不足している症例も見られました。 握力に関しては曲げる範囲が低下しているために握力低下を引き起こしていると思われます。 これらの術後成績はほとんどが入院中であるために今後のリハビリによって変化していく可能性が高いと思われます。 また、今回は3症例と極端に症例数が少ない為に平均値などの数値は表記しておりません。 今後は症例数の増加に伴い、具体的な術後成績も表示していく予定です。

アウトリガースプリント

術前
装着後
術後

当院におけるアウトリガースプリント使用での標準的なリハプログラム

  • 術前 アウトリガースプリント作製開始
  • 術後2日目 アウトリガースプリント装着(日中スプリント・夜間シーネ固定)スプリント装着にて手指自動屈曲、セラピストによる他動伸展運動
  • 術後2週目 アウトリガースプリント未装着での手指自動屈伸開始
  • 術後3週目 抜糸後、手指他動運動および筋力強化運動開始
  • 術後5週目 アウトリガースプリント装着終了 ADLでの術指使用開始
  • 術後6週目 夜間シーネ固定解除

以上の内容はあくまで標準的なリハビリの内容となります。各患者様の状態によって訓練内容が変更する可能性があります。