作業療法

腱板断裂術後のリハビリテーションについて

当院では腱板断裂に対する手術を実施しておりませんので当院に入院する際には他院で手術を受けて術後約1か月が経過してからの入院となります。リハビリテーションに関しては理学療法士、作業療法士、看護師が協力して患者様をサポートしていきます。 腱板断裂では術後に再断裂を起こす可能性もあり、再断裂予防のための細やかな配慮や工夫が必要となってきます。そのため、当院では患者様に対してパンフレットをお渡しし、患者様とスタッフで共に術後管理をしていきます。 また、リハビリテーションでは1日に2回の訓練を予定しており、退院後にも外来リハビリでのフォローアップをしています。

腱板損傷修復術後のリハビリの進め方

手術後 肩軟性装具(ウルトラスリング)装着(図1)
手術翌日 手術側の手指運動開始
手術側肘関節可動開始
術後4週目 セラピストによる肩の関節運動開始
(術後4~5週で装具を除去し下垂OKとなる)
当院入院 修復した腱板が負荷に慣れるようにするための期間となります。そのため過剰な負荷がかかると再断裂を起こす可能性につながります。よって担当セラピストが動作に対して指導をしますので、セラピストから許可が出ていない動作は自分で腕を動かさないようにする必要があります。
術後6週 自分で肩関節を動かし始める
(棒体操や机拭き訓練など)

以降、痛みの程度に合わせてリハビリ担当者や手術した病院の整形外科医師と相談しながらリハビリを進めていくようになります。 上記のプログラムはあくまで標準的なプログラムであり各個人によって差が生じる場合があります。

図1